ティチーノ州、国歌に関する試験実施

20190126_midori_news_230

 2013年、イタリア語圏ティチーノ州(Ticino)議会は、同州に住む児童・生徒に対し、スイス国歌のイタリア語版「Salmo Svizzero」の習得を義務付けました。

 当時の議決内容は、義務教育を終えた時点で「歌詞を間違えずに正確に歌う」、さらに高校修了時には「歌詞の内容を説明できるようになる」ということでした。

 ところが、議会決定から5年以上経った現在、同州教育庁では国歌に関する基礎知識を問う試験を学校で実施しようとしていることが、無料新聞20 minutesの報道によって明らかになりました。

 同州議員によれば、実際に国歌を習ったという人は少なく、親から学校で国歌について学んでいない」という声も多いとのこと。また、フランス語圏のジュネーブ(Genève)でも同様に、小学校での国歌習得は義務となっていますが、試験結果やレベル、習得状況をチェックするシステムは存在していません。

 同州が国歌習得の義務化を図ろうとしても、先に述べたシステムがないために、学校では適切な指導ができないのが実情のようです。今後、試験を導入することで、国歌習得の仕組みが少しづつ改善されていくとよいですね。

 


コメントを投稿する