スイスの雪崩、警戒レベル最大に

20190118_chikabless_news_09 ここ数日で発生した大雪が、グラウビュンデン州(Graubünden)、ウーリ州(Uri)、ヴァリス州・オーバーヴァリス地方(Oberwallis)で深刻な被害をもたらしていると、スイス公共放送(SRF)は伝えています。

 ダボス(Davos)にある連邦森林降雪国土研究所(Institut für Schnee- und Lawinenforschung)は、14日に最高レベルの雪崩警報である「レベル5」を発令。重大な雪崩災害が発生する危険性が著しく高まっているとして、最大級の警戒を呼びかけました。

 警報が発令された地域は、東部ベルナー・オーバーラント地方(Berner Oberland)から中央スイス、グラールス州(Glarus)、そしてグラウビュンデン州の大部分に及んでいるとのこと。

 その後、警戒レベルは「レベル4」に引き下げられましたが、同研究所は「大規模、もしくはさらに大規模で巨大な雪崩が、いつ発生してもおかしくない状況」として、引き続き注意を喚起。

 また同日、ヴァリス州のスキーリゾート、ポルト・デュ・ソレイユ(Portes du Soleil)付近で2人のパトロール隊員が雪崩に巻き込まれ、1人が負傷、同州在住24歳の男性が死亡。その翌日にはナンダ(Nendaz)のスキー場でも雪崩が発生し、スウェーデン人女性が死亡したと、州警察の公式サイト上で報じられています。

 さらに、警報の対象となった地域では、異常降雪によって列車の一部区間や道路が不通となるなど、各交通機関に影響が出ているとのこと。

 スイスアルプスを美しく覆う雪ですが、時に大きな自然災害をもたらす元凶となって、私たちの生活や生命を脅かす存在でもあることを忘れてはいけないですね。

 

 


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