世界時価総額、欧州1位はあの会社!

 先日、「世界で最も時価総額の高い会社」ランキングの最新版が発表されました。

 日刊紙ブント(Der Bund)の報道によれば、栄えある第1位に輝いたのは、これまで時価総額世界一を続けてきたアップルから首位を奪還したマイクロソフト(Microsoft)。時価総額は7,540億ドル。3位には、グーグル(Google)の親会社であるアルファベット(Alphabet)がランクインしました。

 ランキング上位10社のうち8社が北米、2社が中国の企業。ヨーロッパ企業で最も高い順位につけたのは、前年度の18位から順位を3つ上げて15位となったネスレ(Nestlé)。ヴォー州(Vaud)のヴヴェイ(Vevey)に本社を置く大手食品会社です。ネスレ以外のスイス企業でトップ100入りしたのは、大手製薬企業であるロシュ(Roche)とノバルティス(Novartis)の2社でした。

 ネスレの時価総額は2520億ドル、また、ロシュは2,090億ドルで24位、同社の競合他社であるノバルティスも、35位からランクを上げての31位でした。

 なお、100位〜300位のうち、スイス企業は以下大手5社がランクイン。

163位 保険会社 チャブ (Chubb Insurance Ltd.)
202位 資源・商品取引会社 グレンコア (Glencore Int’l AG)
230位 金融機関 UBS (UBS Switzerland AG)
242位 保険会社 チューリッヒ (Zurich Insurance Group AG)
278位 重電大手会社 ABB (Asea Brown Boveri Ltd)

 国別の世界時価総額ランキングでは、米国、中国/香港、英国に次いでスイスは4位を記録しています。

 特記すべきは、米国を拠点とするIT企業が時価総額ランキングTOP3を独占し、さらに上位100社のうち21社を占めたこと。それに対し、トップ100にランクインした欧州のIT企業は、たった2社のみという結果でした。米国のIT企業の市場支配力の強さは、今後も続きそうですね。

 


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