スイスの2018年流行語大賞は?

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 日本の2018年「新語・流行語大賞」年間大賞は、ピョンチャンオリンピック・カーリング女子チームの「そだねー」に決まりました。スイスにも似たような賞があり、2003年から毎年発表されています。

 「今年の言葉(Wort des Jahres)」は、多言語の国らしく、ドイツ語、フランス語、イタリア語からそれぞれ選ばれました。チューリッヒ応用科学大学(ZHAW)の研究者らが、膨大なデータベースの中から、今年最も使用されていた言葉を各言語につき20個抽出。その後、言語学の専門家や作家、ジャーナリスト等で構成される審査委員会で議論が行われ、3個ずつに絞られます。

 ドイツ語の第1位は「双頭のワシ(Doppeladler)」。ロシア・ワールドカップでスイス代表の2選手が行った、アルバニアの国旗「双頭のワシ」のジェスチャーが、世界中に大きな波紋を広げたことを覚えている人もいるかもしれません。スイス国内でも、2重国籍者のアイデンティティーについて多くの議論を呼びました。

 第2位には、2014年以来交渉が続くEUとの「枠組み協定(Rahmenabkommen)」、第3位には、夏のヒット曲のタイトル「079」が選ばれました。

 フランス語の第1位は「精神的な重荷(charge mentale)」。ドイツ語圏とはまったく違う分野の言葉が選ばれ、興味深い結果となっています。第2位は「乾燥(sécheresse)」、第3位は「フェイクニュース、ネットでのデマ(infox)」。イタリア語の第1位は、ドイツ語と同じく「双頭のワシ(gesto dell’aquila)」、第2位は「熱帯夜(notte tropicale)」、第3位は「criptovalute(ビットコインなどの仮想通貨)」です。

 結果の詳細はこちらのウェブサイト(ドイツ語)で見ることができます。来年には、もう1つの公用語であるロマンシュ語からも選ばれる予定だとか。みなさんにとっての「今年の言葉」は何でしたか?

 


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