格安の次はビジネスクラスが来る!?

20181108_kayoko_news_714 LCCの登場などにより航空券の価格に幅が出て、選択肢が増えてきた昨今。それに伴ってか、今、ビジネスクラスの人気が高まっているとスイスのビジネス誌(Handelszeitung)が報道しています。

 同誌によると、スイス発の便で最も多くビジネスクラスが飛んでいる就航先がドバイ(Dubai)、次いでニューヨーク(New York)、シンガポール(Singapore)と続きます。スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)では、これまでビジネスクラスの座席数が47席ほどだったエアバスA340から、62席のボーイング777の新仕様機にシフトしているとのことです。

 ビジネスクラスと聞くと、出張などのビジネスで利用するイメージがありますが、最近では、そんなイメージも変わってきているようです。例として、ケープタウン(Cape Town)やプーケット(Phuket)などへのチャーター便を数多く運航するエーデルワイス航空(Edelweiss Air)では、2017年の全てのフライトのうちビジネスクラスは、72%も占めたそうです。

 利用者を年齢別で見ると、利用しているのは40歳以上の人が多く、長距離での利用目的がメインだとか。今日、各航空会社がビジネスクラスに力を入れている目的は、利益重視でビジネスクラスの売り上げを伸ばすこと。また集客のためにサービスにも力を入れており、就寝時にフルフラットになる快適シートも、今ではスタンダードになりつつあります。

 カタール航空(Qatar Airways)が今年の11月から導入するのは、これまでファーストクラスで提供されていた、二つの座席を繋げたダブルベッドシート。ビジネスクラスとしては、世界初のダブルベッドとして登場予定。

 さて、スイスインターナショナルエアラインズのチューリッヒ〜ドバイ往復の価格(*11月現在)ですが、エコノミークラス721フラン(約81,000円)のところ、ビジネスクラスだと4,309フラン(約487,000円)です。

 エコノミークラスと比べて高額ではありますが、オンライン旅行サービスの「Kayak」によれば、アジアへのビジネスクラスは競争率が高いため、時期によっては低価格での購入も可能に。航空会社は低価格で販売しても利益を十分にとれ、また、利用者にとっても、お得な価格でビジネスクラスを利用できるチャンスもありと、両者のニーズにマッチしているのではないでしょうか。近い将来、格安ビジネスクラスが登場する日も、そう遠くないかもしれません。

 


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