ツェルマットの家賃、驚くべき高さ

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 世界中から観光客が訪れる村、ツェルマット(Zermatt)。マッターホルンの眺めや美しい街並みは観光客を魅了していますが、そこで働く人たちにとっては難しい問題があるようです。

 その1つが、住宅問題。現在、ツェルマットの3.5部屋(2LDK)の平均家賃は月額2,300フラン(約26万円)と、まるで都会並みの家賃の高さ。近隣の村テーシュ(Täsch)では1,700フラン(約19万円)、ランダ(Randa)では1,200フラン(約13万円)であるのと比べると、ツェルマットは際立って高くなっています。

 ツェルマットの村長ロミー・ビナー・ホイザー(Romy Biner-Hauser)氏は「中流層のファミリーにとって、ちょうどいい物件を見つけるのは至難の業です」と、スイス公共放送SRFのインタビューに回答。家賃の安いテーシュの学校では、ポルトガル人の子どもたちの割合が極端に高くなるなど、不均衡が生まれていると言われています。  

 こうした問題を解決しようと、ツェルマットとテーシュは、共同プロジェクト「マッタ―谷に支払い可能な住居(Bezahlbarer Wohnraum im inneren Mattertal)」をスタート。来年の夏までに協同組合を設立し、より家賃の安い住宅を提供することを目指す予定です。

 ツェルマットは住民の約4割が外国人であり、ポルトガルやイタリア、ドイツからの移民も多いのだとか。観光業などで働く人たちにとっても、住みやすい村になるとよいですね。

 


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