秋限定!レストランが2時まで営業

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 スイスの多くの州では通常、真夜中以降のレストラン営業が認められていませんが、この時期だけは例外です。

 アールガウ州シェンケンベルガータル(Schenkenbergertal, Aargau)にある4つの自治体では、毎年10月に「サウザーフライネヘテ(Sauserfreinächte)」を開催。3週末(木曜~土曜)に、地元のレストランの営業時間が翌朝2~3時まで延長されます。

 「サウザー(Sauser)」とは、発酵途中のワインのことで、アルコール度がワインよりも低く、ぶどうサイダーのように飲みやすいのが特徴。都市部のスーパーなどでよく見かけるのは紫色のサウザーですが、この地域では白いサウザーが飲めます。サウザーは、9月下旬~10月までの期間限定の飲み物なので、毎年9月になるとサウサーが売り出されるのを今か今かと楽しみに待つ人も多いのではないでしょうか。

 元々は、何十年と受け継がれてきた村祭りで、お客はレストランを何軒もはしごしながら、テーブルで知り合った人たちと交流を深める意味合いが強かったようです。現在は地元民だけでなく、州内外からも観光客が訪れる一大イベントになっており、地元のレストランはこのひと月で「1年食べていけるほどの収入源」を得るのだとか。

 タルハイム(Thalheim)にあるレストランのオーナー、レネ・ワスマー(René Wassmer)氏も、「サウザーは、繊細な料理にもよく合います。ワイン好きだけでなく、若い世代にもアピールするはず」と、地元新聞(Aargauer Zeitung)のサイトでその意気込みを語っています。

 今年は、10月11~13日と18~20日に開催予定。スイスの秋ならではの味覚を味わいに、足をのばしてみてはいかがですか。

 


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