二重国籍の割合が一番多い州はどこ?

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 多重国籍が認められていない日本とは異なり、スイスを含むヨーロッパでは2つ以上の国籍を持っている人も珍しくありません。  

 先日、スイス連邦統計局(FSO)は、スイスでの二重国籍の人の割合を示した「Dual citizenship 2016」を公式サイト上で発表しました。  

 同局によれば、スイスに居住する15歳以上の人口のうち、約17%は二重国籍とのこと。  各州によって割合は異なりますが、最も二重国籍の割合が多かったのはジュネーヴ(Genève)州の45%となりました。同州住民の半数近くがスイス国籍以外に、他国籍も所有していることが分かりました。

 他にも、二重国籍の割合が20%を超えた地域は、チューリッヒ(Zürich)州、バーゼル=シュタット(Basel-Stadt)準州、ティチーノ(Ticino)州、ヴォー(Vaud)州、ヌーシャテル(Neuchâtel)州となりました。

 反対に同割合が少なかった地域は、ベルン(Bern)州、ウーリ(Uri)州、シュビーツ(Schwyz)州、オプヴァルデン(Obwalden)準州で、10%に満たない数値を記録。  

 また、二重国籍の人のうち、64.4%は帰化によりスイス国籍を所有、35.6%は出生時から所有しているとのこと。  

 さらに、2つ目の国籍で最も多いのが、イタリア国籍(24.7%)、次いでフランス国籍(11.2%)、ドイツ国籍(7.8%)となりました。

 昨年はスイス全体で45,000人がスイス国籍に帰化しましたが、これは前年より2,000人多い数字なのだとか。今後、ますます二重国籍の割合が増加しそうですね。

 


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