妊婦健診のエコー写真を立体像に!?

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 今月14日の「話題のニュース」でもお伝えした、3Dプリンターの実用化。今回は、妊婦さんにとっての朗報です。

 妊婦健診で行われる超音波検査は、赤ちゃんの成長を確かめるのに有効な手段であり、その際にもらえるエコー写真を記念にとっておく妊婦さんも多いことでしょう。

 近年では、立体的に見られる3Dエコー写真のほかに、4Dエコーと呼ばれる動画もあり、技術が進化し続けています。

 今回、ザンクト・ガレン(St.Gallen)州の産科医クラウディア・サロストヴィッツ(Claudia Salostowitz)さんが考案したのは、超音波検査のエコー写真を3Dプリンターで立体化すること。実際の画像はこちらから見ることができますが、胎児の顔のつくりなど、まるで彫刻のようにはっきり見ることができます。

 最新の3D技術では、ミリメートル単位での撮影が可能なのだそう。スイス公共放送SRFのインタビューに対し、同氏は「妊娠10週あたりから、超音波検査でも小さな腕や足が見えるようになります。細かい部分まで見えるようになるのは12週くらいから。その頃から3Dプリンターでの造形が可能になるでしょう」と話しています。

 希望者には、約500フラン(約6万円)から提供可能とのこと(保険適応外)。現在のところ、医療的な診断というより、妊婦さんへの記念品的な意味合いが強いようです。

 お腹の中の赤ちゃんに直接触れることはできませんが、3Dプリンターで形にしたものなら、手で触れることができ、赤ちゃんへの愛着もますます湧くことでしょう。今後、ほかの産科にも広がっていくかどうか、注目していきたいですね。  


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