スイスの空き家問題、増加傾向

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 募集はしているものの、入居が決まらない状態が続くマンションやアパートの空き家問題。スイスでは、2010年からその傾向が見られますが、近年更に増加していると、地元紙「Le Nouvelliste」は報道しています。    

 大手銀行クレディ・スイス(Credit Suisse)によると、昨年は前年比7,800件の増加でしたが、今年は更に8,000件増加、合計72,000件以上の空き家数を記録すると予測されています。  

 空き家増加の割合は各州で異なりますが、多いところでは増加率17%となっており、2000年からの数値の中では最高を記録しています。  

 スイス全体の空き家率に関しては、1.45%だった昨年と比べ、今年は1.6%になると予想されているとのこと。この割合は、ここ20年間で最も高い数値です。  さらに、市街地から少し離れた地域では、空き家率も高くなっており、昨年の1.62%より高めの1.8%と予測されています。  

 また、来年もスイスの空き家率は引き続き増加すると見られていますが、経済成長などの理由からマンションやアパートの需要が高まるため、増加率はそれほど高くはならないのだとか。  

 ジュネーヴなど一部地域では、逆にアパートが足りない状況であることから、州や地域によって大きく異なることが分かりますね。来年以降、空き家問題が減少していくことを願います。

 


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