ベーシックインカムへの住民参加、続々と

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 今年6月にお伝えした、チューリッヒ州ライナウ(Rheinau, Zürich)での「ベーシックインカム」試験導入のニュース。来年1月からの実施を目指して参加者を募っていますが、現在の状況はどうなっているのでしょうか。

 日刊紙(Tagesanzeiger)の報道によれば、同村では8月31日に住民説明会を実施。その後1週間で600近くの参加申し込みがあり、関心の高さが伺える結果となっています。

 ライナウ村の人口は、1,300人余り。「ベーシックインカム」の実施には、半数の650の申し込みが必要です。締切日は9月15日ですが、不足した場合は延長される可能性もあるのだとか。二重の申し込みがないかどうかもチェックされます。

 同プロジェクトでは、1年間、25歳以上の大人1人につき2,500フラン(約28万円)、25歳未満は年齢に応じて625~1,875フラン(約7~21万円)を毎月支給予定。約300~500万フラン(約4~6億円)の予算を見込んでおり、民間機関や寄付を基に集めなくてはなりません。

 期間中は研究者チームや映画製作クルーも協力し、住民の生活や購買力の変化などを観察していく模様。最低限の生活資金が与えられると、仕事やお金への向き合い方がどう変わるのか。今後の動向にも注目していきたいですね。

 


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