気になる!子どものおこづかい事情

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 東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の共同研究による「子どもの生活と学びに関する親子調査2015(2015年7~8月実施)」で、子どものお小遣いに関する調査結果が発表されました。

 この調査では、日本の小学1年生ではお小遣いをもらっていない子どもは半数以上で、平均の月額は243円といった結果が出ています。

 また、学年別にると、5年生では平均593円、6年生になると751円。中学1年生では1,353円、中学3年生では2,051円、高校生1年生から大幅にアップして4,000円以上だとか。学校段階が上がるに従って、お小遣いの金額も増えるのがわかります。

 さて、スイスでも子どものお小遣い事情は、多くの人の関心を集めています。無料新聞20minでは、昨年の11月から比較サイトコンパリス(Comparis)と共同でお小遣いについての質問調査を行い、約12万人から回答を得た結果を公表しています。

 同調査によれば、7~9歳のお小遣いは平均月額5フラン(約570円)ですが、地域により金額の違いが見られます。例えば、チューリッヒ(Zürich)やバーゼル(Basel)、ベルン(Bern)等の都市部では8フラン(約910円)ですが、ジュネーブ(Genève)では10フラン(約1,100円)

 また、言語圏別で比較すると、12~15歳のドイツ語圏とロマンシュ語圏の子供の月額平均40フラン(約4,600円)に対し、イタリア語圏では30フラン(約3,400円)と低めでした。

 これに関してコンパリスのドミニク・ヴェーバー(Dominik Weber)氏は「イタリア語圏のティチーノ(Ticino)州は、他の地域と比べると賃金が低いため、子どもの小遣いにも影響が出ているのでは」と分析しています。

 家計についての提案を行っている「Die Budgetberatung Schweiz」が推奨しているお小遣いの額は、6歳以上が週1フラン(約115円)、12~14歳は月30~50フラン(約3,400円~5,700円)、15歳以上は月50~80フラン(約5,700円~9,200円)だそうです。

 お小遣いの使い道については、携帯電話の料金をお小遣いで支払っている子どもが多く、7~9歳では10%、10~12歳では20~30%、15歳では43%の子どもが通話料を負担していると言います。

  スイスと日本の金額による大きな違いは、それほど見られませんでしたが、スイスでは15歳以上の子どもたちが、携帯の通話料をお小遣いで負担しているのには驚きです。通話料を使い過ぎないようにするためにも、子どもの頃から金銭感覚が養われるのはいいことかも知れませんね。

 

 

 


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