駅で買える「フードロス」野菜

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 スイスで生産された新鮮な野菜のうち約60%が、食卓にのぼることなく捨てられていることをご存知ですか。その多くは市場に出る前に「形が悪い」、「傷がある」等の理由で、選別後に廃棄されています。

 本来食べられるはずの食品が捨てられてしまう、この「フードロス」問題。チューリッヒの若い学生達3人が「グラスルーティッド(Grassrooted)」という非営利団体を立ち上げ、こうした野菜を消費者の元に届けようと奮闘しています。

 今年6月には、チューリッヒとベルンで有機栽培の傷ありトマトを販売。およそ28トンものトマトが、バイオガス施設行きを免れました。「トマトソースにするには何の問題もない」と多くの人々が訪れ、スイス国内でも話題になりました。

 第2のアクションとして先週始まったのが、チューリッヒ中央駅(Zürich HB)地下ショッピングモールでの販売です。前回のイベントで「定期的に購入する機会を作ってほしい」という声が多かったことから、実現しました。

 毎週木曜・金曜の10:00~20:00の間、駅地下のショップヴィル(Shopville)のバーンホフ・ストラーセ(Bahnhofstrasse)側にて、小さなマーケットを開いています。

 トマトに限らず、ズッキーニやパプリカ、サラダ菜、ジャガイモなど、チューリッヒ州やトゥールガウ州の有機農家から運ばれた野菜を販売。

 購入客からは「前回の販売には行けなかったけれど、職場から近い所で販売してくれるので嬉しい」、「色や形は関係ない」といった声が寄せられていると、日刊紙(Tagesanzeiger)で紹介しています

 この店舗は、11月末までオープン予定、その後はクリスマスマーケットが始まるため一時休止します。「ごみゼロ」を目指しているため、お買い物に行かれる際は、野菜を入れる袋やカバンを持参されることをおすすめします。

 


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