西ナイル熱、ヨーロッパで感染拡大

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 あまりにも暑いと、蚊やセミも熱中症のような状態になり、早く死んでしまうことをご存知ですか。東京都健康安全研究センターが行っている調査では、今年は猛暑で昨年よりも蚊の発生が約3割少なかったとか。

 一方、ヨーロッパでは蚊が媒介する西ナイル熱ウイルスが流行中。今月10日、イタリアでは3人の死者が確認され、ギリシャやハンガリー、ルーマニア、セルビアでも感染が広がっています。

 感染と言っても、スイス連邦保険局(BAG)によると、感染者の約75%には症状はなく、約25%の人は約2日~14日間の潜伏期間後に発症するものの、1週間程度で回復する見込み。

 症状は高熱を伴うインフルエンザと似た症状で、重い症状の場合には、中枢神経が侵され脳炎や髄膜炎を引き起こします。特に高齢者は症状が重い傾向がありますが、感染者の1%にも満たないそうです。

 献血などを通じて感染が広まることもあるため、スイスではイタリア北部を訪れた人の献血は断っていると、スイス赤十字社(SRK)が発表しています。同団体ルドルフ・シュヴァーベ(Rudolf Schwabe)氏は、「ここ数年、温暖化のためヨーロッパ全体で感染者が拡大している」と注意を促しています。

 感染を防ぐには、やはり蚊に刺されないようにすることが大切。出かける時は長そでのシャツを着たり、防虫スプレーを利用したりするように心がけたいですね。

 


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