スイスの離婚率低下、その理由とは?

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 スイス連邦統計局(FSO)の発表によると、昨年、スイス国内では、離婚率36.1%を記録、全体で15,906組の夫婦が離婚したとのことです。

 2005年当時は、昨年よりも多い21,330組の夫婦が離婚していますが、現在まで結婚数全体に変化はなく、安定しているとのこと。ただし、国内でも離婚率に地域差がみられるようです。

 例えば、カトリックの州、田舎や農村では、離婚率は最も低くなっていますが、反対に、ヌーシャテル(Neuchâtel)州、ヴォー(Vaud)州、ジュネーヴ(Genève)州は、他の州と比べると、離婚率が高めとなりました。

 スイスにおける離婚率低下の傾向には、いくつかの理由があります。チューリッヒ大学(Universität Zürich)の社会学者フランソワ・ホップフリンジャー(François Höpflinger)氏によると、夫婦がお互いに自由を与えるようになったことが起因しているとのこと。

 ー例として、旅行の渡航先について、夫婦間で不一致があった場合、それぞれ別の場所に行くか、または友達同士で行くことで、その後の関係も上手くやっていけるのだとか。

 さらに、昨今のテロ、戦争、金融危機などの社会情勢も、離婚率低下に影響を与えており、「世界情勢が不安定で、絶えず変化し続けている中で、家族の結び付きが強くなっている」と同氏はコメント。

 時代の変化、社会情勢により、昔と比べ、家族の在り方が変化してきたのかもしれませんね。

 


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