スイス留学 〜学校生活は勉学中心〜

20180810_Tamashiro_series05 スイスの学生は、日本でいう高校生の時期から、①就職するためにインターンシップを行うか、②職業専門学校に行き専門職を学ぶか、③大学に行き専門的な知識を身につけるか、を検討するそうです。

 スイス人のトーマスさんがチューリッヒ大学を選択した理由は、勉強が好きで、高校卒業の時点ではやりたい仕事がなかったから。幼い頃からバイリンガルの彼は、他言語への興味がずっとあり、違いや歴史を掘り下げて専門的に研究してみたくなったと言います。

 今回は、言語学を専攻するスイスの学生の学校生活はどのようなものか、トーマスさんにインタビュー取材を行いました。

平日の過ごし方
 平日は週4日の授業に出席するため基本的に登校します。授業のコマは連続していないので、合間の空き時間に効率よく授業の復習や課題をこなします。

 放課後は予習をしっかりして次の授業に備えます。またジムで体を動かしたり、趣味を楽しんだりと、リラックスする時間も確保します。スイスの学生は日本のように放課後にアルバイトをすることはほとんどありません。

アルバイトより勉学優先
 トーマスさんは、脱出ゲームのスタッフと大学の研究室の手伝いという2種類のアルバイトをしていますが、スイス人の学生はアルバイトを全くしない人も多く、日本人のように1週間に何日も、何十時間も働くことはありません。大前提として彼らは勉学を優先し、空いた時間にお小遣いを稼ぐ感覚でアルバイトをしています。

休日も勉強時間を忘れず
 トーマスさんの場合、週4日の授業に登校しアルバイトを週2日しているため、休日は週に1日です。多くが学生寮に住んでいるスイスの学生の休日は、実家に戻り家族とゆったり過ごす時間になっているそうです。もちろん、勉強時間は休日も確保。予習復習は怠らず、授業について行けるようにきちんと準備をします。

目標達成のために勉学に励む
 学習時間は、最低でも1週間に12時間以上を確保。トーマスさんは言語学を専門としているので、1週間の学習時間は授業の予習復習、課題に当て、学習時間以外の時間で自分の研究対象の言語や習得したい言語を勉強しているそうです。大学で本当に興味があり学びたいことを学べているため、モチベーションが保てる、苦しい時もあるが学ぶ楽しさがあるから続けられると言います。

 言語学の世界は就ける職業が限られていますが、彼が挑む将来の目標は、博士号まで研究を続け、その後も大学に残り研究職に就くこと。どこまでも掘り下げられる興味深い分野を自ら選択したからこそ、スイスの大学の厳しい環境の中で楽しみながら学習できているそうです。

** 上記記載の情報は、あくまでもトーマスさんの例として、学生個人による2018年の体験談で構成しています。


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