1939年製のプロペラ機が墜落

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 今月4日、グラウビュンデン(Graubünden)州ピッツセニアス(Piz Segnas)の標高2,540mの地点に遊覧飛行中の飛行機が墜落し、乗客乗員20人全員が死亡したと同州の警察が発表しました。

 亡くなったのは42歳から84歳のスイス人とオーストリア人の観光客と3人の乗務員でした。同機を操縦していたパイロットと副パイロットはともに、旧スイス航空(Swissair)等で30年間の経験を持つベテランだったと報道されています。

 同機はドイツのユンカース(Junkers)社が製造した旧軍用機で、ユー・エアー(JU-AIR)社が遊覧飛行に使用していた人気の飛行機でした。今回もティチーノ(Ticino)州ロカルノ(Locarno)を観光してチューリッヒ(Zürich)州デューベンドルフ(Dübendorf)へ帰る途中だったそうです。

 墜落の原因についてユー・エアーのCEOであるクルト・ヴァルトマイヤー(Kurt Waldmeier)氏は、「同機に技術的な問題があったことは、把握していない。」とコメント。一方、各メディアでは、機体の老朽化や墜落直前の金曜に現場から2.4km南に新らしく設置されたケーブル、このところ続いている猛暑等が関係しているのではないかと憶測がなされていますが、現時点で正確な原因は明らかになっていません。

 なお、同機にはブラックボックスが設置されていないため、墜落の原因については機体の調査や目撃証言から行うと言われています。

 楽しいはずの旅行中に起こってしまった痛ましい事故、原因究明と今後の対策が待たれます。


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