女性定年年齢引き上げ、大多数が賛成

20180729_midori_news_152

 かつて日本の定年年齢は60歳でしたが、昨今の厚生年金の支給開始年齢の引き上げを受け、65歳までの延長となりました。

 スイスにおいては、男女別定年制により、男性65歳、女性64歳と、女性の定年年齢が男性よりも低く設定されています。しかし、先日、連邦参事会(Swiss Federal Council)は、新たに女性の定年年齢の引き上げと、年金資金を補うための付加価値税(VAT)引き上げについて提議しました。

 「La Liberté」によると、最近実施された世論調査では、多くのスイス人が今回の提案に対し、賛成しているとのこと。女性の定年年齢の引き上げについて、調査対象の3分の2は、「賛成」、「どちらかといえば賛成」と答えましたが、特に男性の賛成率は高く78%、女性は54%が賛成を示しました。  

 また、現在7.7%である付加価値税を引き上げるという提議に対しても、全体の64%が賛意を示しました。現在のところ、連邦参事会は、1.5%引き上げ、税率9.2%の実施を提唱しています。  

 アンケートを行った調査機関「gfs.bern」によれば、今回新たに提示された2つの提議に対し、調査対象の大多数が賛成しており、さらに右翼、左翼の政党支持者からも多くの人が賛成していることが特徴的だったとのこと。  

 また、調査対象者の89%が、「年金制度の改革は至急必要である」と回答しました。  

 今回の調査結果で賛成派が多数を占めていることから、今後、選挙が実施されれば、法改正が行われる可能性も十分ありますね。

 


コメントを投稿する