ブランド力低下、イメージ向上に期待

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 みなさんは、「スイスブランド」と聞いてどんなイメージを抱きますか。

 経営コンサルティング会社「Globeone」が2年ごとに行っているブランドイメージ調査「SWISS POWER-IMAGE OF SWISS BRANDS 2018」によると、「スイスブランド」のイメージが弱化していると分析されています。

 同調査は中国、アメリカ、ドイツの3つの国から合わせて消費者1,500人を対象に実施されました。「代表的な19社のブランドに好感を持っているかどうか」という質問に対して、好感を持っていると答えた人は66%、2015年の74%と比べ8%減という結果が出ました。

 これに対し、同社のカリーナ・ハウスヴァルト(Carina Hauswald)さんは「このイメージの低下がブランドの価格プレミアムに影響を及ぼすのも、時間の問題である」と述べ、さらには「各ブランドが持つ経営資源を効果的、かつ十分に活用しきれていないのがイメージ低下の一因である」とみています。

 一方で、同調査で対象となった19ブランドのうち、好感度の高いブランドも目立ちました。ロレックス(Rolex)の71%、次にリンツ(Lindt)70%、ヴィクトリノックス(Victorinox)66%、オメガ(Omega)61%、ネスカフェ(Nescafé)59%と、世界的に活躍している企業らが独自のブランド力の健在ぶりを見せています。

 また、チューリッヒ保険(Zurich Insurance)やスイス・ライフ(Swisslife)などの保険会社とクレディ・スイス(Credit Suisse)といった金融機関については、前回よりも好感度が上がり好調とのこと。

 今回対象となったブランドがどのようにして「スイスブランド」のイメージアップを図るのか、今後の動向を注視しておく必要がありそうですね。


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