子どもに持たせたい!スイス発人気バッグブランド ( cwirbelwind )

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 14年前、あるスイス人の母親が息子のために縫ったカバン。ママ友の間で評判を呼び、今では大人気のキッズブランドに成長しました。 

 今月のコラムでは、cwirbelwind創業者であり、子ども用カバンデザイナーとして活躍するカテリーナ・ヴェーバー(Caterina Weber)さんにインタビューさせていただきました。

◆◆cwirbelwindの人気バッグをお届け!◆◆
詳しくは文末をご覧ください。

cwirbelwindについて、詳しく教えてください。
cwirbelwind(以下CW)を始めたきっかけは?

 息子ヨナス(Jonas)の入園がきっかけです。スイスの幼稚園児は、毎日「ツニューニ(Znüni, 午前中に食べるスナック)」を家から持って行きます。ただ、当時、ちょうどいい大きさの「かっこいい」カバンが見つからなかったので、自分で作ろうと思いたちました。

 私は子どもの頃から裁縫や工作が大好きで、小学校の手芸の教師もしていたので、手仕事は得意でした。でも、カバンを作ったのはそれが初めてです。

 出来上がったのは、息子のリクエストである「恐竜」をモチーフにした肩かけカバン。それを見たママ友から「うちの子にも作ってほしい」と次々に頼まれ、様々なモチーフで、色も変えて作りました。

 これが、私のビジネスの始まりです。それからウェブサイトや近所の店で販売するようになり、徐々に事業を拡げてきました。Cwirbelwind_Winti-60-2

社名「cwirbelwind」の由来を教えてください。

 私の名前、カテリーナの頭文字「C」と、ドイツ語で「旋風」を意味するヴィーベルヴィント(Wirbelwind)を合わせてつけました。「ズヴィーベルヴィント」と発音します。

 私自身が、色んな方向に吹きまわる風のように、いつも活動的で、元気で明るい性格だから。パッと思いついた名前なんですよ。

事業を続ける上で、大事にしているモットーはありますか?

 100%スイスメイドであること。チューリッヒ州ヴィーゼンダンゲン(Wiesendangen,Zürich)にある工房で、生地の裁断から商品の発送まで、一貫して行っています。

 手作りならではの「あたたかさ」、特別感も大事にしています。注文してくれた子どもたちのことを思い浮かべながら、気持ちを込めて丁寧に作る。それが、私達のモットーです。

看板商品である、幼稚園カバンについて教えてください。
1つのカバンが出来上がるまでの作業の流れは?

 注文を受けて、まず生地を裁断するところから始まります。詳しくは動画を見ていただきたいのですが、それぞれのモチーフに合わせて生地をハサミで切ったら、それをミシンで縫い合わせます。そして肩から下げるベルトやタグもつけて完成です。⇩こちらの動画で見ることができます。

作り手はどんな人たちですか?

 カバン製作に携わっているスタッフは、アレクサンドラ(Alexandra)、クラウディア(Claudia)、シビル(Sibylle)、ダニエラ(Daniela)、カティ(Käthi)の5人。全員、確かな縫製技術の持ち主で、子どもを持つママたちです。みんな、仕事に情熱を持って取り組んでいますよ。

CWならではの「こだわり」を3つ教えてください。

1. カラフルな色使いと100種類の柄

 私のデザインの真骨頂でもある、カラフルな色使い。他とはちょっと違う感じに、色やパターンを組み合わせています。

 教師の経験を生かし、子どもたちが好きそうなシンプルな絵柄を考え、動物や乗り物など数多く取り揃えています。どの子もきっと好きな柄が見つかるでしょう。 

 スイスでは、馬や消防車、ペガサス、ティラノサウルス、ユニコーン、ロケットなどがとても人気です。

2. 素材の質の高さ

 私たちの製品はすべて屋外テントや屋外広告物等に使われているPVCターポリン(ポリ塩化ビニールでできた防水加工素材)を使っており、丈夫で長持ち。汚れがついても石けんですぐ洗い落とせて、お手入れが簡単です。

 子どもは何かとこぼしたり、カバンを押しつぶしたりしてしまいがちでしょう。だから、ぴったりの素材です。

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3. カバン付属のタグ

 そして忘れてはいけないのが、紙のタグです。CWのタグは、私たちから子どもたちに宛てた「手紙」。作り手の顔写真を貼り、入園に向けたメッセージも添えています。スモールビジネスだからこそできる心配りを大切にしています。UKO_8468-2

これまで作ってきた中で、特に思い出深いカバンはありますか?

 どのカバンにもそれぞれ思い入れがありますが、個人的にはやはり、息子の幼稚園カバンでしょうか。

 スイスでは、幼稚園入園は子育ての節目にあたり、親も感慨深いもの。CWのファースト・バッグでもありますしね。素材も恐竜のモチーフも、いまもあの時と同じまま。彼ももう18歳、私と同じく裁縫が好きな子に育っています。

カバン以外の事業についても、お聞かせください。
工房では、実際に縫製過程を見学したり、体験したりできるようですね。

 そうです。火曜日を除く平日の午前中、または土曜日に、1時間40フランで、作り手の女性と一緒に幼稚園カバンを作ることができます。

 モチーフをシールで貼りつけたり、ベルトの色を選んだり、それぞれの子ができることを手伝ってもらいます。自分で作ったカバンは、より一層愛着がわき、特別に感じることでしょう。

今後の事業プランを教えてください。

 私たちの願いは、子どもたちに心のこもった手作りの作品を届けたいということ。それに基づき、さらに多様な商品展開をしていきたいと考えています。

 実は、子ども向けの絵本の企画も進めているんですよ。私が文章とストーリーを考え、友人が絵を担当。スイスの幼稚園をテーマに、いま構想を練っているところです。

最後に、読者へメッセージをお願いします!

 私たちは小さな工房ですが、100%スイスメイドであること、そして100%手作りであることに大きな誇りを持っています。

 目指すのはただ一つ、子どもたちの喜ぶ顔。使い捨てではなく、次の世代にも譲って使っていただけるような商品作りを目指しています。ぜひ、日本の子どもたちにも使っていただけたら嬉しいです!

 

 実は、彼女が手がける商品は日本で未発売! この度、スイス情報.com読者限定のオススメ商品を特別価格でご紹介します。

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<お問合せ>
cwirbelwind Manufaktur
Spycherweg 1, 8542 Wiesendangen
+41 79 221 9633
info@cwirbelwind.ch
www.cwirbelwind.ch
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この度はご協力いただき、ありがとうございました。スイス情報.comスタッフ一同、カテリーナさんの益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

取材・編集:Yuko Kamata, Asuka Shimoda, Yoriko Hess