バーベキューのお肉、盗んだのは?

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 さあ、食べよう!と思っていた食べ物、盗られると悲しいですよね。神奈川県江の島のトビやゴルフ場のカラスは有名ですが、スイスにもいました。

 トゥールガウ(Thurgau)州クロイツリンゲン(Kreuzlingen)の街中に現れたのは、タカ科に属する鳥の一種「アカトビ(Rotmilan, 英:Red kite)」。一時は将来的に絶滅の危険性が高いとされていましたが、現在では中央スイス、ジュラ州、山岳地帯などで見られることが多いです。

 先日、ルーフバルコニーでバーベキューを楽しんでいた友人4人の所へ突然アカトビが出現。焼きあがったばかりの骨付きステーキをあっという間に奪い取って、どこかに飛んで行ってしまったと、無料新聞20minが伝えています。

 被害にあったクレメンス・シュペーニ(Clemens Späni)氏がフェイスブックに投稿したところ、トビに食べ物を奪われたのはどうやら同氏だけでないことが判明。投稿後、同氏の同じような被害に遭った人が続々と出現し、被害にあった人の中ではソーセージを奪われたと話しています。

 スイス鳥類研究所(Swiss Ornithological Institute)の生物学者リヴィオ・レイ(Livio Rey)氏は、「アカトビは、ネズミ、爬虫類や両生類など生きた動物以外に動物の死骸しがいなども食べるので、今回のステーキは労せずして手に入る絶好のチャンスだったでしょう。ただ、マリネされた肉は、理想的な食物ではありませんでしたが 」とアカトビの特徴について述べました。

 人間の食べ物を狙うのは仕方ないとしても、小型犬や小猫などのペットがさらわれるのはちょっと心配です。これに対し、「この鳥の体重は700~1,500g、それ以上の重さのある動物は重くて運べないから、狙うことはない」とコメントしています。

 お庭バーベキューや森の中のバーベキュー場で焼いて食べる際には、日除けテントや蓋つきグリルを使用するなどして、トビに襲われないための対策をしておいたほうがよいですね。

 


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