就職への近道?職業訓練を選ぶ若者

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 スイスの教育・研究・革新国家事務局(Secrétariat d’Etat à la formation, à la recherche et à l’innovation)は、10代の若者に対し、義務教育後の進路についてアンケート調査をした結果「Baromètre des transitions」を先日、公式サイト上で発表しました。

 同調査の結果では、義務教育を終えて、職業訓練を求める若者の割合は、50%を超えていることが明らかとなりました。また、全体の3分の1近くの若者が大学入学資格である「バカロレア資格取得」を希望しています。

 同局によれば、今年4月15日の時点で、14歳から16歳までの約84,000人の若者が今後の進路の選択肢に直面し、自分の道を見いだしているとのこと。それらの若者のうち59%は、義務教育終了後に自分がどんな道へ進むかすでに分かっているか、もしくは将来進む教育機関から入学許可を手にしているのだとか。

 更に、今回の調査で「スイスの職業訓練のポストの空き状況」についても言及しています。4月15日の時点で、各企業は実習生向けに約91,500のポストを用意していましたが、そのうちの7割はすでに希望者に割り当て済みとなっています。  

 業界別で見ると、農業、金融・保険サービス、医療、社会福祉分野はほとんど空きがないのに対して、販売、教育、コミュニケーション、建設業界はまだ空きがある状態のようです。  

 大学へ進学しても、就職するのは難しいと言われる昨今。就職へ直結しやすい職業訓練が若者に人気があるのも頷けます。

 


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