給料手渡しバイトの危険性とは?

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 スイスの比較サイト「Comparis.ch」によると、スイスでは7人に1人の割合で、家政婦を雇っていることが明らかとなりました。さらには、そのうちの72%が労働者と直接雇用契約を交わし、給料を手渡しで受け取っていることもわかっています。

 約1,000人のスイス居住者を対象に行われた今回のアンケート調査結果によると、家政婦を雇っている雇用主の多くが、役所への雇用に関する正式な届け出をしていなかったり、労働者を保護するための労働者災害補償保険(以下、労災保険)への加入手続きをとっていませんでした。

 保険会社Suva Suisseによると、これまで報告された事故のうちのほとんどが住居内で発生しています。 事故原因は、特に踏み外しやつまずき、階段からの転倒などが多いとのこと。

 例えば、雇用主が労災保険に加入していない状態で、労働者が仕事中や通勤途中に事故などで大けがをした場合、労災保険の給付対象になりません。よって、労働者の健康保険を使用するか、または雇用主を告発するかという、二択となります。

 ただし、後者の場合には、救急車の代金、医療費、損害賠償、保険未加入に対する罰金など、雇用主にとって出費がかさむことになりかねません。このような事態に陥らないためにも、同サイトは雇用主に向けて労災保険の加入を薦めています。

 スイスの労働者災害補償保険は、年間約100フラン(約11,000円)。後々、事故が起こった場合のリスクを考えれば、決して高額ではありません。雇用主側がルールを守り、労働者との信頼できる雇用関係を築いていきたいものですね。

 

 


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