A型肝炎患者の増加、前年比2.5倍

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 スイス連邦公衆衛生局(L’Office fédéral de la santé publique)は、医療関係者、またメディア向けに感染病に関する報告書「OFSP-Bulletin 23/2018」を、公式サイト上にて先日発表しました。  

 同報告書によると、昨年スイス国内では、A型肝炎に感染した患者数が大幅に増加し、前年比2.5倍を記録したとのことです。  

 さらに、女性に比べ、男性の感染率は3倍も高く、特にチューリッヒ州(Zurich)とティチーノ州(Ticino)でそのような傾向が見られました。

 同局によれば、女性より男性のA型肝炎感染率が高かった理由は、現在スイスだけではなく、ヨーロッパ全体で増加傾向が見られることから、同性間で性的関係を持つことが原因の一つであると言います。

 衛生管理が不十分な国へ旅行に行く人々にとっても、感染のリスクは高まります。また、人から人への直接接触による感染、菌が付着した食材や汚染水を口にするなどの間接的な感染も多く見られるとのこと。  

 A型肝炎は、世界中に分布していますが、特に衛生管理が満足に行き届いていない国で蔓延しています。そのため、スイス国内の病院でワクチンを受けることで、感染するリスクを下げる手助けになるとか。渡航先にあわせた予防接種をお勧めします。

 


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