旅行で排出する二酸化炭素が急増!?

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 みなさんは、どのような時に二酸化炭素が多く排出されているか、またご自身の年間のおおよその排出量をご存じですか?

 今月7日専門誌「ネイチャー・クライメイト・チェンジ(Nature Climate Change)」に発表されたシドニー大学アルニマ・マリク(Arunima Malik)氏の論文によると、「世界の温室効果ガスの排出量の約8%が国内や海外の旅行で排出されている」と驚きの結果を発表しました。

 2010年に算出されていた数字は、全体の約3%を占めるといったものでしたが、当時は細かい計算がされていなかったと同氏。今回は旅行者が飲食をしたり、お土産を買ったりすることで生じる排出量も計算した結果、数字は以前の約4倍に達したと言います。

 観光によるCO2の最大の排出国は米国、次いで中国、ドイツ、インド、メキシコ、ブラジル、カナダ、そして日本と報告されています。同氏は「今後も観光業成長が見込まれるため、排出権取引等の導入が必要である」とコメントしています。

 スイス連邦環境局(BAFU)の試算によると、2015年のスイス人一人当たりのCO2の年間排出量は5.8トン。日本の「全国地球温暖化防止活動推進センター」発表の9トンと比べると少ないものの、スイスの大手カーボン・オフセットプロバイダーである「マイクライメイト(Myclimate)」は安定した地球の環境づくりのためには更なる削減が必要だと述べています。

 「マイクライメイト」のホームページでは自身の二酸化炭素の排出量をチェックできます。調べてみたところ、二酸化炭素の排出を意識していなかった自分に驚きました。これを機に見直してみたいと思います。みなさんもチェックしてみてはいかがですか?

 


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