ZVV船の追加料金廃止で客足戻る

 チューリッヒ湖(Zürichsee)は、様々なクルーズのコースがあり観光客に人気ですが、観光客だけでなく地元の人の足としてはもちろん、お天気のいい日にはボートに乗って湖を楽しむ人も多く見られます。

 以前は、電車やバス、トラム等の有効チケットやパスがあれば、チューリッヒ湖やリマト川などを運行する定期船やボートの利用が可能でした。しかし、2016年の年末から、時間や距離関係なく、5フラン(約552円)の追加料金を支払うルールが適用。中長距離船であれば、5フランもやむを得ないかとも思うのですが、近距離となると少し高いと、感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

 追加料金システムが開始して以来、利用客は激減。特にピークの7月から9月にかけて、前年度比40%以上の減少と、チューリッヒ交通連合(ZVV)が発表していました。

 また、この利用客減少の影響は船上レストランの経営にも及び、従業員20人もの解雇を余儀なくされたとか。その後、国民の発議によるイニシアチブでこの追加料金の廃止するよう求めた結果、同イニシアチブは可決され、3月末から追加料金の廃止が実施されました。

 廃止の実施から1ヶ月が経ちましたが、客足は再び戻り始めており、レストランの従業員も全員戻ってきたと、スイス公共放送のラジオ(Radio SRF)が伝えています。

 気軽に乗れるようになったチューリッヒの船。お天気の良い日にふらっと出かけてみませんか。


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