今年は花粉の当たり年、気をつけて!

 日本でスギ花粉が落ち着いてくる4月下旬、スイスではシラカバ(独:Birke)の花粉がピークを迎えます。先週、チューリッヒ(Zürich)でも強風が吹き、家々の窓枠や道端が黄色く染まりました。

 花粉飛散傾向については、今年1月にこちらでもお伝えしましたが、先日スイス公共放送SRF「今年の花粉は、昨年よりも格段に多い」と発表しています。

 ヴォー州ぺイエルヌ(Payerne,Vaud)の観測所では、先月中旬、空気中1立方メートルあたり2000個ものシラカバの花粉が観測されました。最大500個程度だった昨年の同時期と比較すると、今年は4倍とのこと。

 シラカバは1年おきに開花量が増える樹木で、今年は「豊作年(Mastjahr)」にあたります。豊作年には大量の種が作られ、花粉の量も増えるのだとか。

 今年の春の急激な温度変化も、花粉の嵐を後押ししたようです。3月は冬のように寒く、4月に入って気温が急上昇。25度近くの、夏のような日が続きました。その影響でシラカバだけでなく、同じく風媒花であるトネリコなども一斉に開花。空気中に大量の花粉が漂う結果になったようです。

 また、今月には芝の花粉のピークもやってきます。気象ウェブサイトwetter.comは、「家の中に花粉を持ち込まないことが大事」と話し、次のような花粉対策をすすめています。

・上着や靴は玄関に入る前に脱ぐ
・入り口付近に置いておく
・帰宅後すぐに着替える
・シャワーで体についた花粉を落とす

 ほかにも、洗濯物を外に干さない、サングラスをするなど、様々な花粉症対策があります。花粉症の症状にお悩みの方は色々な方法を試しながら、少しでもつらい症状が改善されるといいですね。

 


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