トゥールガウ、お城の売値は30億円!

20180417_shimoda_news_005 シャンデリアが輝く応接間や広い庭園、そんなお城に住んでみたい、と子どもの頃に夢見た方もいることでしょう。

 先週、トゥールガウ(Thurgau)州・ザーレンシュタイン(Salenstein)にあるオイゲンスベルグ城(Schloss Eugensberg)が売りに出されました。

 ボーデン湖(Bodensee)に面した一等地に立つ、ネオクラシック建築様式のお城。森や湖、農場等も含めた、総面積81ヘクタールの広大な敷地は、サッカー場113個分に相当するとのことです。40を数える部屋の中には、高級感漂う調度品が並んでいるといいます。

 不動産会社(Ginesta Immobilien AG)のメディアリリースによれば、販売価格は3,000万フラン(約30億円)。現在、スイスだけでなく、アメリカを始めとした海外の富裕層をターゲットにして、購入希望者を探しているとか。

 実はこのお城、この地域ではいわくつきでも知られているようです。1年前に死去したロルフ・エルブ(Rolf Erb)は同城の所有者であり、また2003年に破産したエルブ・グループの経営者でもありました。

 1920年、ロルフの父、ヒューゴ(Hugo)が起業し、コーヒーや車の輸入業を中心にスイスの有名企業へと成長。しかし、2003年には20億フラン(約2000億円)にのぼる負債を抱えて倒産、約80もの銀行に膨大な借金を残してしまいます。

 当時の経営者ロルフは実刑判決を受け、この世を去る2017年4月にまで同城に住んでいました。同氏の死去後、残された家族も強制退去させられ、庭師一人を除いて誰も住んでいない状態だったようです。

 なお、同城の売上金は、エルブ・グループの負債返済にあてられるとのこと。今回の同社による売り出しのニュースは、国内メディアで取り上げられ、大きな話題となっています。同城の購入を希望される人が、はやく見つかるとよいですね。

動画はこちらからご覧いただけます。
Schloss Eugensberg


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