植木鉢の損壊、店主が賠償金求める

20180416_midori_news_114

 公共物や芸術品など、本来尊ぶべきものを壊したり、落書きしたりする行為、ヴァンダリズム(Vandalism)。スイスでも各地で起きており問題になっていますが、先日ヌーシャテル(Neuchâtel)で起きた器物損壊事件は、意外な結末を迎えました。

 地元紙「24heures」の報道によると、ある夜、2人の酔っ払いが店の前に置いてあった2つの植木鉢を倒し、1つは粉々に割れていました。その植木鉢は中国製で、なんと2,500フラン(約28万円)もの価値があるとのことです。

 被害に遭った店主のパイヤー・ローラン(Paillard Laurent)さんは、この事件に失望し、自身のFacebookページ上に「加害者は被害者(店主)に謝罪し、被害弁償金を支払わなければ、防犯カメラの映像と共に警察へ被害届けを出す」と言う内容を書き込み、被害状況の写真も一緒に掲載しました。

 書き込みをした2日後、なんとローランさんの郵便受けに1通の封筒が届き、中には犯人からと思われる、要求金額のお金と詫び状が入っていました。

 ローランさんは、今回の事件に対し「お金は一番重要なことではない。大事なのは、街路を綺麗に飾ろうとしている人たちの苦労を理解して欲しいということだ」とコメント。なお、同氏は約束通り、警察に被害届けは提出しないとのことです。

 今回の一件は最終的に丸く収まりましたが、ヴァンダリズムは立派な犯罪行為。一人一人が綺麗な街づくりに協力し、このような犯罪が起きにくい環境を整えていきたいものです。

 

 


コメントを投稿する