寒さによる影響、動物にも

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 4月に入り、暖かく過ごしやすい日々が徐々に増えてきました。以前こちらでもお伝えしましたが、今年の冬はシベリア寒気団の影響により、スイスを含むヨーロッパ各地で歴史的寒さを記録。実は、その寒さや雪による影響が野生で暮らす動物にも及んでいると、スイス放送協会(RTS)で報じられています。

 RTSによると、スイス南部に位置するヴァレー州(Valais)の山中で大量の野生動物の死骸が発見されました。これらの死骸は、鹿、ノロジカ、シャモアなどで、今年初めから現在までに980頭分の死骸が見つかっているとのこと。

 この数は、昨年の同時期と比較すると2倍も多く、さらに雪が完全に溶ける頃には、雪に埋れていた動物の死骸が出てくる可能性もあることから、更に多くなると、同協会は伝えています。

 亡くなった動物の死因の多くは、衰弱や食料の枯渇とのことですが、ゲレンデ外を滑るスキーヤーや、ハイカー達にも責任があるといいます。

 人間が野生動物の住処を通ることで、動物は警戒し、逃走しますが、それにより余分な体力が奪われてしまい、最悪の場合、死に至ることもあるのだとか。

 このような理由のため、同州当局は、特に今の時期、野生動物の生活を妨げることをしないよう、住民へ注意喚起しています。

 みなさんも、スキーやハイキングでお出掛けの際に見かけた際には、静かに観察して、野生動物の生活や行動などの邪魔をしないように気をつけてください。


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