チューリッヒ幼稚園 〜ドイツ語補習授業 DaZ〜

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 「ダッツ(Deutsch als Zweitsprache、以下 (DaZ)」とは、第二言語としてのドイツ語がうまく話せない子供たちの言語レベルを強化するために、主にドイツ語圏の幼稚園で実施される補習授業です。

 実は、チューリッヒ州ウールドルフ(Urdorf, Zürich)の幼稚園に通っている子供たちの中にも、そのDaZを受けている子供たちがいます。

 スイスではお住まいの州、または地域によっても、授業内容や進め方などが異なるかと思いますが、ウールドルフの幼稚園で実施する 「ドイツ語補習授業 (DaZ)」をご紹介します。

受講対象となる子供たち

 DaZは、両親またはどちらかが外国人でドイツ語が話せない子供や、スイスドイツ語なら理解できるスイス人と外国人のハーフなど、言語的・文化的に多様な背景を持つ子供たちを対象に、入園1年目から始まります。

授業形式と授業時間

 この幼稚園では、ドイツ語の先生(スイス人)が決まった曜日になると教室に訪れます。子供が理解しやすいようにと、2対1(園児2人:教師1人)で、ドイツ語やスイスドイツ語の単語を交えながら授業を進めていく指導スタイルです。

 一回の授業時間は40分で、毎週木曜に行われますが、幼稚園や先生によって、授業形式や曜日などが異なる場合があります。

ドイツ語能力のテスト

 入園1年目の終わりに実施されるドイツ語能力のテストでは、公平な審査をするために、先生からの口頭試問でなく、CDを聞きながらテストの問いに答えていきます。その結果をもとに、2年目以降、DaZを受講する必要性の有無が見極められるとのこと。

 受講期間は幼稚園在住時の2年間と、1.Klasse(日本の小学一年生に値する学年)の最長3年間。園児のドイツ語レベルにより、受講する期間が変わります。

毎週の宿題

 この授業を受けている子供たちは、青いファイルケースに宿題を入れて持ち帰り、翌週の木曜日までに終わらせて、再び幼稚園に持っていきます。

 宿題といっても、塗り絵やお絵描き、歌の練習、絵本といったとても簡単なものでものばかり、一緒に宿題を手伝う親御さんたちにとって負担が少ないかもしれません。

 週一回は、自分のカバンと補習授業の宿題を抱えて帰って来る子供たち、日本の幼稚園児とは、また違った姿がここにはあります。

チューリッヒ州・ダッツ(Daz)の詳細
https://vsa.zh.ch (独)
スイス幼稚園制度については、こちらもどうぞ。
スイス幼稚園制度

 

* 上記記載内容は、ウールドルフの幼稚園が2018年に実施した補習授業の内容を参考にしています。あくまでも目安としてご参考までにご活用ください。

* 現在お住まいの州またはお住いの地域によって、言語、授業内容、進め方や考え方などが其々異なります。DaZについての詳細は、幼稚園に直接お問い合わせください。

 


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