スイスでも地震にはご用心を

20180319_Izumi_news_001  2011年3月11日、のちに東日本大震災地震と呼ばれる大地震が、数えきれない貴重な命と、多くの方の大切なものが奪いました。復興への道はまだまだ長く、たくさんの傷を残した大災害となってしまいました。

 スイスというと、そんな地震災害とは無縁というイメージがあるかもしれませんが、絶対に地震が起こらないという確証はありません。

 チューリッヒ連邦工科大学(ETH)の観測機関(SED)によると、この大震災7周年の翌日に当たる、先週3月12日(月)午前零時3分にスイス北部のドイツとの国境地帯、アールガウ(Aargau)州ラウフェンブルグ(Laufenburg)で、マグニチュード3.1の地震が観測さました。

  震源地はドイツ側で、震源の深さは17.6Km。被害はなく、微かに感じられる程度の揺れだったと、同機関は発表しています。

 スイスでは毎年800回程度の地震が観測され、2017年には1240回記録されていました。ただ、体に感じられないものも多数で、震災と呼べるほどの大規模なものは1356年に遡ります。当時、推定マグニチュード6.6の揺れがバーゼル(Basel/Bâle)州の広範囲を破壊したのです。

  専門家は「このような大地震が起こる可能性は常にあり、今この地域で同規模の揺れが起これば、数千人の死者と数万人の被害者が出るだろう」と予想しています。

  以前、こちらのニュースでも掲載しましたが、2016年10月にはヴァレー(Valais)州でマグニチュード4.2の揺れを観測、そして1946年のシエール(Sierre)近郊における地震では、3人が命を落としています。

  大きな地震はめったにないとは言え、いつ起こるか分からない地震。スイスにいても備えは必要かもしれません。


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