異常気象の1月、各地で記録更新

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 先月25日、東京都心の最低気温は48年ぶりの氷点下4度を観測し、大雪にも見舞われ厳しい寒さが続いているようですが、スイスも1月は記録を更新しました。

 日本の寒さとは逆に観測以来の記録となったのは高温。アルプスの山岳地帯では今月は1961年~1990年に観測された基準の気温よりも5℃も高く、平地では19世紀なかばの観測以来、1月では最も高い平均気温を記録し、ベルン(Bern)、バーゼル(Basel)、ルツェルン(Luzern)、ザンクトガレン(St. Gallen)で、昨年までの平均よりも4℃以上高くなりました。

 また、月初にはハリケーンも発生し大雨の影響で洪水の被害も。さらに大雪でスキーリゾートのウーリ(Uri)州アンデルマット(Andermatt)やヴァレー(Valais)州ツェルマット(Zermatt)では一時孤立状態に陥り、ツェルマットでは1万人以上の観光客が足止めされ、ヘリコプターを使い近くの村への輸送が行われました。

 大雪による雪崩発生を防ぐために人工的に雪崩を起こすための爆破が各地の雪山で行われていますが、スイスで唯一雪崩のための爆薬を製造販売しているSociété Suisse des Explosif社によると、「毎年80~120トンの爆薬を販売しているが、今年の冬はすでに120トンを売り上げ、更に新規の受注もある。」と話し、今後も雪崩発生の危険性が高いことがわかります。

 少しの気温の変化が多くの気象の変化をもたらし、私達の生活に大きく影響してしまいます。自然相手には何もできませんが、予報を見るなどして事前に備えるようにしたいですね。

 


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