大物の子孫を持つミイラの正体とは?

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 バーゼル(Basel)のバーフュッサー教会(Barfüsserkirche)にある墓で、保存状態の良い女性のミイラが見つかったのは43年前のこと。墓には何も手掛かりがありませんでしたが、先週長年の調査の結果が明らかになりました。

 ミイラの女性はアンナ・カテリーナ・ビショフ(Annna Catherina Bischoff)さん。子孫の可能性が高いといわれ、DNA鑑定を受けた現在89歳のローズマリー・プロスト-リュヒナー(Rosemary Prosbst-Ryhiner)さんによって、身元が判明しました。

 古文書によると、ビショフさんは1719年生まれ、司祭として働いていたご主人とストラスブール(Strassburg)に近いヴォルフィスハイム(Wolfisheim)に住んでいました。しかし、ご主人が亡くなった後、晩年をバーゼルで過ごし68歳の時に梅毒で亡くなったと記されています。

 ビショフさんは梅毒の治療に関わっていた際に感染したとみられていますが、当時の梅毒の治療法であった水銀が体内に残っていたために保存状態が良かったと言います。

      この一族はバーゼルの名家で、医薬品会社の「ノバルティス(Novartis)」や「ロシュ(Roche)」の創業者も輩出しているそうです。

 さらに当時は子供が7人いましたが、生き残ったのは2人のみ。その内の一人である女性の子孫が、現在のイギリス外務大臣であるボリス・ジョンソン(Boaris Johnson)氏であることが判明。また、現在のエリザベス女王とも親戚関係にあったことも判りました。

 ジョンソン氏もツイッターで、「発見されたミイラが親族と聞いて興奮している。とても誇りに思う。」と述べています。

 最近ではDNA検査がよく行われ、親子関係が簡単に判る様になってきました。調べてみると意外な人と繋がっていたなんてこともあるかも知れませんね。

 


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