看護師、3人に1人以上は外国籍

 

20180128_midori_news_073

 ヴォー州衛生高等学校(Haute école de Santé Vaud)と、ローザンヌ大学(Université de Lausanne)は、スイス・フランス語圏で働く4,000人の看護師を対象に労働状況についての調査を共同で実施しました。

 同調査によると、フランス語圏で働く看護師のうち、調査対象の38パーセントが外国籍であることが明らかとなりました。スイスの労働人口のうち、外国籍の割合は26.3%であることから、この割合は高いことが分かります。

 州別で見ると、外国籍の看護師の割合が最も高かったのはジュネーヴ州(Genève)で59%、反対に最も割合が低かったのはベルン州フランス語圏(Jura Bernois)で、20%でした。

 また、スイスのフランス語圏で働く看護師のうち、4人に1人はスイスに住んでおらず、フランスに居住していることも明らかとなりました。

 同調査はさらに、男性看護師の割合が増えてきており、調査対象全体の16%いたことも報告していますが、病院の診療科別に見ると男女比に大きな違いがあることも指摘しています。

 例えば、産婦人科(gynécologie et en obstétrique)では男性看護師の割合が7%であるのに対し、救急科(urgences)は26%、精神科(psychiatrie)は34%、麻酔科(anesthésie)に至っては59%であるとのこと。また、3人に1人の男性看護師は管理職に従事しているのだとか。

 外国籍の割合が多いスイスの医療現場は、多民族国家であるスイスの縮図と言えるかもしれませんね。

 


コメントを投稿する