なりすまし詐欺、最新の手口とは?

 

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 最近では日本航空が偽の請求書メールにだまされて約3億8,000万円の被害にあったり、積水ハウスが偽の地主から63億円をだましとられたりと、詐欺の手口は年々巧妙になり、個人だけでなく企業もターゲットになっています。

 スイスでも最新の手口の詐欺の電話が増えています。チューリッヒ(Zürich)州警察によるとその手口は、警察や検察を語った犯人が、地域で空き巣などの被害が多くお金や貴金属が安全ではないので警察に預けるよう促すもので、その後警察官と偽った犯人が貴重品を家に受け取りにくるといったもの。電話機に表示される発信者からの電話番号が、警察の番号である117を含んでいることもあるそうです。

 同警察では12月だけで、チューリッヒで約250件、さらにヴィンタートゥール(Winterthur)でも130以上、アールガウ(Aargau)州警察でも40~50件のなりすましの電話を確認していると発表しています。

 被害については「恥ずかしくて警察に通報していない人もいるので把握できていない。」とチューリッヒ州警察のミヒャエル・ヴィルツ(Michael Wirz)氏。

 特徴としては、犯人は電話帳から高齢者の名前を探し出しており、被害にあっているのは65歳以上で、犯人はスイスドイツ語ではなく標準ドイツ語を話し組織的な犯罪グループが関わっている可能性があると見られます。

 同警察では被害に遭わないために以下の点に注意するよう呼び掛けています。

  • 怪しい電話があったらすぐに警察に連絡する
  • 電話帳には電話番号を載せない
  • 警察から電話があったら、本当の警察かどうか117にかけて確認する
  • 標準ドイツ語を話す警察官は信用しない。チューリッヒの警察官はスイスドイツ語を話す
  • 警察官は電話で現金や貴重品を要求しない
  • 銀行員から詐欺の可能性があると警告されたらすぐに通報する
  • 知らない人に現金や貴重品は渡さない
  • 知らない人に電話番号を教えない
  • 警察官の身分証明書を確認する

 高齢者を狙った犯罪、許せません。みなさんのご両親や身内の方など、上記の注意事項を伝えて頂き、犯罪を未然に予防したいですね。


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