中国の情報機関がスイスでスパイ活動

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 中国では「反スパイ法」が2014年に制定され、出張中の日本企業の従業員がスパイ容疑で拘束、また起訴される等、中国におけるスパイ活動については、日本でも注目が集まっています。

 一方、ヨーロッパでは、中国の情報機関がビジネス向けのSNS「リンクトイン(LinkedIn)」を通じて、大学やシンクタンクで働いているという偽のプロフィルを利用して、政治家や政府高官と接触し情報を収集しようとしていたことが明らかになっています。

 スイスの情報機関でも、このようなケースはすでに確認されています。スイスの日刊紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(NZZ)の日曜版によると、対象となったのは、国会議員や公務員、軍関係者、銀行員、学者、研究機関の職員等、様々な分野に及ぶと言います。

 また、中国の情報機関は、スイス人を会社や研究機関に実習生として就職させ、その人物を通じて企業から情報を収集しようとした動きもあるとのこと。中国はスイスの金融や保険、医薬品業界に特に興味を持っていると同紙は述べています。

 ヘッドハンティングで、待遇のよい仕事をオファーされ、自分のキャリアのため行った仕事がスパイ活動に繋がってしまうこともあるのかも知れません。今後は情報管理の徹底がますます必要となりそうですね。

 

 


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