スイスで冬の嵐、列車の脱線も

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 今月3日、フランスやスイスで突風が吹き荒れ各地で停電や交通機関の遅れ等の被害が出ました。スイスの突風は時速200kmを記録し、ベルン(Bern)州ではベルナー・オーバーランド(Berner Oberland)鉄道が走行中に激しい風のために横転し、22人の乗客の内8人が軽い怪我をしました。

 また、ゾロトゥルン(Solothurn)州の高速道路A1では数台の車が横転し、その際に高圧電線が切れたため、2時間通行止めになりました。

 一方、ベルン動物公園(Berner Tierpark Dählhölzli)でも何本かの木が倒れ、6頭の群れの内の1頭の狼の行方がわからなくなっています。同動物園では「狼は群れで行動する動物なので、5頭が確認できるということは見つからない1頭もどこかにいることが考えられる。狼に大きなストレスを与えるため、捜索は中断する。」と話しています。

 さらにスイス南部では、48時間で2mの新たな積雪があり、これに加え強風と雨で雪崩発生の危険性が高いと、スイス連邦雪・雪崩研究所(SLF)が警告しています。特にヴァレー(Valais)州とグラウビュウンデン(Graubünden)州の一部では、雪崩の発生リスクが5段階中の4と非常に高く、3日の朝には住人約40名に避難指示が出されたそうです。

 今回の嵐による怪我人は16人、幸いにも大きな怪我を負った人はいないとのことですが、被害額が約3千万フラン(約34億6千万円)にのぼると見積もられています。今後も雪崩等の発生には注意が必要だと報道されていますので、雪山に出かける方は事前に情報を収集されることをお勧めします。

 

 


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