ドイツ語映画で知る「 禅 ( ZEN ) 」

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 2011年に56歳の若さでなくなったアップル社の創業者、スティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs)氏も影響を受けたという「禅」。日本人でもその精神をきちんと理解している人は、意外に少ないかも知れません。

 2016年に公開された「Zen for Nothing~何でもない禅~」は、スイスとドイツが共同で製作されたドキュメンタリー映画です。

 この映画の舞台となるのは、兵庫県の山奥にある曹洞宗の禅道場「安泰寺」。ここではドイツ人僧侶、ネルケ無方(むほう)氏による厳しい座禅修行や勉学を中心に、農作業などをしながら、ほぼ自給自足の生活を営んでいます。長期参禅や、坐禅リトリートも開催しており、世界各地から参禅を希望する人たちが訪れるとか。

 この映画の主人公である、スイス人女優サビーネ・ティモテオ(Sabine Timoteo)さんも参禅に訪れた人たちのひとり。この映画では、2013年に彼女が安泰寺で修行した様子がしっかりと描かれています。

 監督であるヴェルナー・ペンツェル(Werner Penzel)氏と茂木綾子さんは、禅寺の日常を官能的に捉え、イギリス人音楽家フレッド・フリス(Fred Frith)氏の緻密ですばらしいサウンドトラックが独特な世界観を作り上げていると評価されています。

 日本では1月2日からポレポレ東中野、2月10日~3月2日 大阪第七藝術劇場で上映予定。また、スイス公共放送SRF1でも、1月11日(木)0:10から、放映されます。DVDも発売中。

 新たな年がスタートしたばかりですが、「禅」を通して、今年一年、自分自身を見つめてみてはいかがでしょうか。

この映画に関する詳細は、一般社団法人サイレントヴォイス ホームページを、またSRF放映スケジュールについてはこちらをご覧下さい。(独)


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