この子とは、日本語オンリー

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 遠い異国の地、スイスでの子育て。日本語を幅広く実践するうえで欠かせないのが、おなじく日本語を話すお友達の存在。同じような環境で育った子供たちと日本語で話せば、日本語も自ずと上達していくことでしょう。

 では、スイスでどのようにして仲間を見つけて、関係を築いていけばよいのでしょうか。スタッフの体験談や事例を交えながら、日本語で会話のできる友人に出会うことの大切さについて、簡単にご説明します。

仲間がいる、安心感
 スイスのドイツ語圏に在住する場合、子どもの友人達との会話はドイツ語のみ。そこで、同じように日本人の親を持ち、日本語で会話のできる友人に出会うことは、とても貴重です。彼(彼女)たちと定期的に会うことで「日本語を話す仲間がいる」という、安心感が生まれます。この友人の出現で、日本語を話すことの楽しさが倍増するかもしれません。

日本語の切り替えスイッチ、オン
 「この子とは、日本語」という切り替えスイッチが定着すると、子ども達は親が見ていなくても、きちんと日本語のみで話すようになります。また万が一、子ども達同士が日本語につまることがあっても、ドイツ語も的確に伝わる心のゆとりがあるため、憶することはありません。つよい仲間意識が生まれ、モチベーションも高まります。

適切なインプットとアウトプット
 また家庭で身につく日本語は、基本的には母親がお手本。そのため、他の家庭の言い回しを体感して学ぶことは、語彙力や表現力の強化にもつながります。

 互いの日本語に耳をかたむけ、新しい言葉を吸収しながら、適切なインプットとアウトプットを学ぶ絶好のチャンス。母親同士もリラックスをしているため、子ども達にもその雰囲気が伝わり、絆がより一層深まります。

 異郷での育児で、同郷同士でしか中々わかりあえない悩みもあるでしょう。出会いは行動力が大事。お散歩の行動範囲を広げ、子どもが集まる公園などの場所に出向き、積極的にお声がけをされてみてはいかがでしょうか。

 素敵な友人と出会い、子どもも大人も心の拠り所が見つかることで、肩の力を抜きながら楽しく日本語に勤しめるはずです。

*上記の記載内容は、一個人が過去に体験したことをもとにしています。 あくまでもご参考までにご活用ください。


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