スイスにも高層マンションブーム到来

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 スイスでは伝統建築や、歴史的建造物などの重要建造物は国や州によって大切に守られているため、あちこちで超高層ビルを見かけることはありませんが、ここ数年、スイスでも高層住宅の建設がブームとなっているようです。

 先週の火曜日、新たにスイスで一番高い超高層マンションの建設計画が発表されました。建設予定地はバーゼル(Basel)の南部、約800世帯向けで、高さ135m~160mの3棟からなる大規模な建設計画です。

 この建設プロジェクトには、土地の所有者であるクリストフ・メリアン財団(CMS)と大手スーパー、ミグロ(Migros)、バーゼルシュタット(Basel-Stadt)州が加わり、共同で行われます。バーゼルでは駅の南側にも150戸、81mの高さのマンション「 Meret Oppenheim Hochhaus 」が2019年に完成予定されています。

 1978年にチューリッヒ(Zürich)で完成した高さ72mの「Hardau Hochhaus 4」がスイスで最も高いマンションでしたが、今回のバーゼルの建設プロジェクトによって、その記録も更新されます。

 そして、バーゼルの建設プロジェクト以外にも、チューリッヒ州デューベンドルフ(Dübendorf)では高さ100m、218戸の超高層マンションが2019年に完成予定、さらには137mのがサッカースタジアムのあるハルトトゥルム(Hardturm)の近くで建設計画が予定されています。

 欧州委員会の統計部門であるユーロスタット(Eurostat)の調査によると、欧州の人口は増加傾向にあり、スイスも2016年の総人口は前年よりも1.07%、90,600人増え、8,41万7,700人になったと言います。

 近年、人口増加に対応するためにと、スイスでは建設ラッシュが続いていますが、まだまだ住宅供給が追いついてなさそうですね。

 


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