知っておきたい!スイスのサイレン

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 今週の日曜の夜、シュヴィーツ(Schwyz)州ガルゲネン(Galgenen)で、住民に危険や避難等を知らせるサイレンが誤作動しました。

 サイレンが鳴ったのは深夜3時、3時23分、3時41分の3回。このサイレンの音で起こされた住民は困惑して、何が起こっているのかわからない状態でした。警察への問い合わせが相次ぎ、問い合わせ件数も60件を超えたそうです。

 真夜中に突然サイレンが鳴ると驚いてしまいますが、スイスには緊急事態を知らせるサイレンが2種類あります。それぞれ国が定めたルールが存在し、鳴ったらとるべき行動をいち早く知らせてくれるものです。

 まず、一つは音が上がったり下がったりする通常の「一般警報」。鳴るのは1分間、その後5分間繰り返されます。このサイレンは人々に危険を知らせるもので、この警報音が鳴ったら、以下の行動を取ります。

  • 即座に公共放送ラジオ局「SRF1」をつける
  • ラジオ局の指示に従う
  • 隣人に知らせる

 また、洪水などが起こる可能性がある地域で発せられる「洪水警報」は、10秒間隔で低い音が20秒間続きます。ここで取るべき行動は以下の通りです。

  • 危険な場所から直ちに離れる
  • 自治体からの避難指示に従う

 これらの警報について、国は動作確認と国民に広く知ってもらうため、毎年2月の最初の水曜日に全国に約8,200台あるサイレンを鳴らすテストを行っています。次回は2018年2月7日に実施される予定。

 さて、今回のシュヴィーツで起きた誤作動の原因については、キースイッチの内部に水が入ってしまったと、発表されています。しかし、これまでも不具合は何度か起こっているため、同州は連邦民間防衛局(BABS)と共に改善に努めたいとコメントしています。

 誤作動が続くと危機感が失われてしまうこともありますが、誤作動の時こそ、何をすべきかきちんと考えられるよう訓練しておきたいですね。

 サイレンについて詳しくはこちらのホームページをご覧下さい。(英/独/仏/伊/ロマンシュ)


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