ハードルが高いか、スイスでの帰化

20171125_midori_news_057  スイス北東に位置するドイツ語圏トゥールガウ(Thurgau)州は、市民権に関する新しい規則を法律内に定めることを、先日の州議会にて決定しました。

 新法の内容とは、「トゥールガウ州でスイス国籍へ帰化することを希望する者は、口頭でドイツ語を準上級者レベルで話すことが出来なければならない」というものです。

 ヨーロッパ評議会が定めた言語共通参照枠(CEFR)では、外国語習得者のレベルを示す共通のガイドラインがありますが、同州は帰化希望者に対し、専門分野の議論や複雑な文章を理解することができる段階のB2レベルを求めています。

 一方、連邦議会が定め、来年2018年1月から施行される予定の国籍に関する新法では、「スイスへ帰化を希望する者はB1レベルの語学力が必要」となっています。

 国が求めるこのB1レベルは、仕事、学校、娯楽などの身近な話題について理解が出来る中級レベル、そのためトゥールガウ州が基準としている語学レベルはその中級レベルよりも、さらにハードルが高いレベルであることが分かります。

 B2レベルを求めるのは少し厳しい気もしますが、多言語国家の中で自分の話す言語を大切にする、スイス人らしい決定なのかもしれませんね。

 


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