スイス人の死亡原因、第1位は?

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 日本の厚生労働省が今年9月に発表した「平成28年(2016)人口動態統計(確定数)」によると、日本人の死亡原因は昨年と同じ1位「悪性新生物(がん)」、2位「心疾患」、3位「肺炎」でした。

 一方、スイスの統計局(BFS)が今月発表した2015年の死亡原因の1位は、死因の約1/3を占めた「心疾患」、続いて「悪性新生物(がん)」、3位「呼吸器疾患」で日本と同じような結果となりました。

 性別に見ると、女性の場合は1位の「心疾患」は死亡原因の34%、2位の「がん」は22%ですが、男性の場合は「心疾患」が29.8%、「がん」が29.3%と、1位と2位に大きな差がありません。また、45~64歳の世代では男女共に「がん」が最も多い死亡原因でした。

 その他の疾患で2014年よりも増えているのが、老衰(25%増)、パーキンソン病(21%増)、認知症(10.5%)と高齢者の疾患が増え、長生きする人が増えているのが分かりますね。

 2015年のスイスの年間死亡者数は67,606人、前年よりも6%増えましたが、その原因としては高齢化が進んだことや、春のインフルエンザの流行で約2,500人が、夏の猛暑で約500人が亡くなったことが関係していると統計局では分析しています。

 寿命が延びていく一方で、当ニュースでも話題となった「自殺ほう助」を選択する人が増加傾向にあります。2015年の安楽死の希望者数は男性426人、女性539人でしたが、10年前は約5分の1だったと、同局は伝えています。

 データからも高齢化が進んでいるのが見て取れますが、今後「人生100年時代」が訪れると言われている中、「健康寿命」を延ばし高齢でも楽しめる社会を目指したいですね。


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