秋の嵐、各地に被害もたらす

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 今週の日曜日、強い寒波と嵐の影響でスイスの広い範囲で強風などによる被害が相次ぎました。さらに、標高400m~700m以上の所では大量の雪が降ったと言います。

 無料新聞「20min」の報道によると、各州の警察に入った被害情報は、ゾロトゥルン(Solothurn)州で65件、トゥールガウ(Thurgau)州で30件、ベルン(Bern)州で30件、バーゼル・ラント準州(Basel-Landschaft)でも40件以上、多くは突風が原因の倒木による被害で、シュビーツ(Schwyz)州では地下が浸水した被害もあったそうです。倒木で家やオフィスの屋根が壊れたといった情報もありますが、いずれも幸いにもけが人はいないということです。

 降雪については、東スイスの名峰ゼンティス(Säntis)山の頂上では月曜の朝に73cmの積雪が観測され、多いところでは雪は2mに達しました。また、ツェルマット(Zermatt)の標高2,700mの位置にあるスイス放送協会の観測所では新雪が101cm降り積もり、積雪162cmになったと、気象ニュースを配信する「メテオニュース(Meteonews)」が伝えています。

 この悪天候で交通機関も影響を受けました。チューリッヒ(Zürich)空港では飛行機が着陸を試みたものの、強風で着陸できず、2機の飛行機がジュネーブ(Genève)とシュトゥットガルト(Stuttgart)へ目的地が変更されました。ジュネーブ空港でも強風で飛行機が3時間遅れ、3機が別の空港で着陸、1機はキャンセルとなったとか。また、ベルン(Bern)とシュヴァルツェンベルク(Schwarzenburg)間の鉄道も倒木で運転を一時見合わせたと報道されています。

 風は相当強かったようで、ルツェルン(Luzern)のピラトゥス(Pilatus)山では時速143km、風速だと約40m以上の突風が観測されましたが、これまで甚大な被害は報告されていないのが幸いです。スイスにお住いの皆さんは大丈夫でしたか?


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