17歳の少年、斧で通行人を襲撃

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 22日の夜8時過ぎ、ザンクトガレン(St. Gallen)州の小さな村フルムス(Flums)で、ラトビア人の17歳の少年が7人の通行人を次々と斧で襲うという、大変ショッキングな事件が起きました。

 州警察の発表によると、少年はまずポスト広場(Postplatz)で8ヶ月の赤ちゃんを連れた夫婦を背後から斧で襲いました。そこに助けに入った夫婦を襲った後、彼らの車を奪い逃走したものの、自損事故を起こします。さらに、徒歩で向かったガソリンスタンドのショップで女性3人を襲撃。その後、少年は通報を受けて現場に駆けつけた警察によって拘束されましたが、警察の銃で撃たれたため、負傷した模様です。

 今回の襲撃事件で被害にあったのは、21歳から72歳までの女性5人と男性2人。最初に襲われた35歳の男性が重症、襲撃の際にベビーカーから落ちた赤ちゃんも無事とのことですが、念のため病院で検査を受けたとのこと。現時点でこの事件は少年の単独犯行によるもので、テロとは関係ないと州警察は発表しています。

 少年は2013年6月に家族の呼び寄せで、ラトビアから同地域に移り、職人の見習いとして働いていました。実は今年の6月に目立つ行動を起こし警察に通報され、職業訓練校で心理カウンセリングを受けていたことがわかっています。さらに、9月にも暴力をほのめかすような言動をしたため検査を受けていますが、その時点では第三者には危険は及ぼさないと判断され、強制的な措置は取られませんでした。

 事件を起こすような兆候が見られたのにもかかわらず、少年を止めることができなかったのはとても残念です。被害者の方々が一日も早く心身ともに回復し、再び平穏な生活を取り戻せるようお祈りしています。

 


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