受動喫煙、法改正から10年

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 近年、日本も含め世界中で煙草の受動喫煙への対策が行われるようになりましたが、ではスイスはどのような取り組みを行っているのでしょうか。

 2007年4月、イタリア語圏ティチーノ(Ticino)州でスイスにおいて初めて公共施設での喫煙が法的に全面禁止、同州のレストランやバー、ナイトクラブなどを含む施設内でも喫煙できなくなりました。

 その後、ティチーノ州に続いて他の州も法改正などを行い、2010年5月からスイス全土における公共施設での喫煙が禁止されました。(レストランやバー、ナイトクラブなどの屋内施設での喫煙除く)

 さて、今年で同州が喫煙に関する法改正を実施してから10年が経ちますが、その後どのような影響をもたらしたのでしょうか。

 連邦公衆衛生局(OFSP)による「本人の意志に関わらず、1日につき少なくとも1時間受動喫煙にさらされる人数の割合」では、2002年の35パーセントと比べ、2015年は5パーセントと大幅に減少していることを報告しています。  

 また、フランス語圏の新聞、ル・ヌヴェリスト(Le nouvelliste)が行った「10年前の法改正に関する意識調査」では、調査対象の80パーセント以上の人が「公共の施設での喫煙を法により禁止したことは良かった」と、今なお思っていることを明らかにしています。    

 喫煙に関しては、今後も更に法が改正されていく可能性がありますが、喫煙者にとっても禁煙者にとっても、暮らしやすい社会を目指していきたいものですね。

 


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