また!?売却問題に揺れるホテル

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 現在ルツェルン(Luzern)の多くの地元紙で報道され、市民の関心の的となっているのが「ホテル シャトー ギュッチ(Hotel Château Gütsch)の売却問題」です。

 ルツェルンのシンボルと言えば、木造の屋根付き橋、カペル橋(Kapellbrücke)が有名ですが、その橋を見下ろすように建つ美しい白亜のお城のような、このホテル、シャトー・ギュッチも観光客にはもちろん、地元の人にも愛されている大切なランドマークでもあります。

 この建物は、1888年に建築家エミール・フォークト(Emil Vogt)氏が、ドイツのノイシュバンシュタイン(Neuschwanstein)城にインスパイアされ、ホテルとレストランが併設された個人住居として建てられました。同氏は、おとぎ話に出てくるような華やかなお城に憧れたと言います。

 しかし、建設してから幾度も経営者がかわり、しばらく閉館していました。そして、ようやく2007年にはロシアの大富豪アレクサンダー・レベデフ(Alexander Lebedev)氏が購入したものの、市と建築条件等で折り合いがつかず、結局ホテルがオープンしたのは2014年になってからでした。

 ツーリズム専門誌のオンライン版「htr.ch」では、「レベデフ氏はビジネスマン。特に急いでいる訳ではないが、申し出があれば売却する。」と、同ホテルのディレクターであるティム・モイティ(Tim Moitzi)氏のインタビューを紹介しています。

 モイティ氏によれば、2018年には25件の結婚式の予約も入っているそうです。仮にホテルが売却されても、フォークト氏が望んだおとぎ話のような華やかなお城は、市民や観光客のためにもいつまでも存続して欲しいですね。

https://www.booking.com/hotel/ch/chateau-gutsch.ja.html?aid=862698&no_rooms=1&group_adults=1

 

 

 

 

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