急増するマジックマッシュルーム狩り

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 キノコシーズン到来で、多くの人がキノコ狩りを楽しむなか、ベルン(Bern)ではすでに7人が毒キノコを食べて病院へ運ばれています。ベルン大学病院(Universitätsspital Bern)によると、病院へ運ばれた人数は昨年よりも増えて、前年の倍以上にのぼっていると発表しています。

 さて一方で、最近では「マジックマッシュルーム」と言われる幻覚成分シロシンやシロシビン等を含んだキノコを探す若者たちもキノコの収穫量の増加ともに急増中。採集したキノコの毒性を調べてくれる検査所「キノココントロール(Pilzkontrolle)」でも、キノコ狩りをする人とは明らかに身なりや顔つきが違う、20歳前後の若者がキノコを持ち込み、毒があるかどうか聞きに来ると言います。

 ところが、彼らが持ち込むキノコは「マジックマッシュルーム」のように見えるものの、その多くが別の幻覚性のあるものとのこと。また、シロシン等を含むキノコをスイスで見つけるのはほとんど不可能だと、同検査所のマリオナ・シュラッター(Marionna Schlatter)さんは話します。

 なお、州警察によると、昨年「マジックマッシュルーム」に関する違反行為はチューリッヒで38件、ベルンでは28件あったと発表されています。2002年以降、シロシンやシロシビン等の幻覚成分を含むキノコの輸入や栽培、加工、販売・取引、服用は法律上で禁止されており、違反すると懲役や禁錮または罰金が科せられます。

 一般の方が、 「マジックマッシュルーム」なのか、食中毒を起こす毒キノコかどうかを見分けるのはとても難しいです。ご自身で採ったキノコを食べる前に採集したキノコの検査所で必ずチェックをしてから食べるようにしてください。また、キノコ狩りに行った方からもらったキノコも検査済みかどうか確認されることをお勧めします。

 

 


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