世界中の旅行・観光業界に対し、各分野別に賞を判定し授与している団体「ワールド・トラベル・アワーズ(World Travel Awards)」の2017年度受賞式がロシアのサンクトぺテルブルグ(Saint Petersburg)にて先日行われました。各賞は、旅行社やツアーオペレーターなど、100万人以上の同業界の人々の投票によって決定されました。
同授賞式において、スイスのジュネーヴ(Geneva)が「2017年版 ヨーロッパでの休暇を過ごす最良の渡航先(Europe’s Leading City Break Destination 2017)」に選定されました。これにより、同賞を受賞するのは同市にとって3回目となります。
同市の強みは、ヨーロッパの中心に位置しており、アクセスしやすいこと、また街がレマン湖(Lac Léman)、ブドウ畑、山に囲まれているため、自然の美しさを堪能できることです。
ビジネス出張で訪れる人が多い都市であるため、物価が高いイメージがありますが、ホテルなどは平日にビジネス関係で使用されることが多いため、週末は宿泊価格が比較的安くなる傾向があるとのことです。
更に、同市のホテルに滞在した各宿泊客には、無料で交通機関を利用できるカードが配布されるため、お得に市内を観光することができるのだとか。
街の規模は小さいながらも魅力的な都市ジュネーヴ。ヨーロッパの有名な各都市を抑えての今回の受賞は喜ばしいですね。